五感授業 4時間目
「五感で調べ発表しよう」
授業意図 家族で五感を使ってどのようなことができたかを発表し、身体を使うことにより自分の意見がはっきり言えるとともに家族での学び合いについて考える。
授業構成
① 見ること、聞くこと、嗅ぐこと、味わうこと、触れることで事前に調べたことを発表する。
メニュー3 家族で探る(事前に家族で一緒に調べたことを簡単にまとめて下さい)
調べる内容(選択して行い、スケッチブックなどの紙に調べたことを家族で記録する)
視覚 家や街にはいろいろなマーク(記号・印など)が見えます。食べ物、飲み物、洋服、電気製品などに付いています。どんなマークがあるか家族で調べてみましょう。また、そのマークはどんな色でしたか。
具体的な参考作品例は「週刊こぐま通信『室長のコラム』」第729号「経験を通して、学びの基礎をつくる」(2020年7月17日)で紹介されています。
聴覚
家や街ではどんな音が聞こえるでしょうか。どこでどんな音が聞こえるか調べてみましょう。
嗅覚
家や時や街を歩いている時に、この臭い好きだなと感じることがあります。そんな好き
な臭いを調べてみましょう。
味覚
家や街で食事していると美味しいと感じることがありますね。そんな食事のレシピをかいてみましょう。レシピといってもここでは材料、調味料、料理の仕方、出来上がりなどの簡単なイラストを家族と一緒にかいてみましょう。また、街のお店で食べた食事のレシピをかいてみましょう。
どのように作ったかは家族と一緒に想像して下さい。
具体的な作品例は「週刊こぐま通信『室長のコラム』」第728号「対面授業・学びあいの素晴らしさ」(2020年7月10日)で紹介されています。
2月21日に配布した「おにぎり再発見」情報誌『VISA』2021年1月号を参考に、家族でおにぎりをつくり、食べてレシピをつくることもできます。
触覚
ある一日、手のひらでどのようなものをさわったでしょうか。「手のひら日記」をつけてみましょう。新型コロナウイルス対策として、さわった後はきちんと除菌しましょう。
座りごこちがいいところを探すこともできます。
幼児の作品例 触覚を通して調べています。
参考文献
参考教科書
国語科教科書 『こくご 一上』光村図書、2020年発行。
算数科教科書 『あたらしい さんすう1①』『あたらしい さんすう1②』
東京書籍、2020年発行。
生活科教科書 『あたらしい せいかつ 上』東京書籍、2020年発行。
参考文献
古銭良一郎、半田博、蔵元幸二、岸尾祐二著『子どもに探求させる社会科の自由研究』東洋館出版、1986年発行。
山下柚実、岸尾祐二著『子どもを育てる五感スクール 感覚を磨く25のメソッド』東洋館出版、2006年発行。テキストのイラストは本書から引用しました。
清水克彦、岸尾祐二著『メディアリテラシーは子どもを伸ばす 家庭でできること 学校でできること』東洋館出版、2008年発行。