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希少種「クオッカ」どう探る
「世界一幸福な動物」「笑みの裏の現実」「希少種『クオッカ』埼玉の動物園に」「豪州本土で激減 高いハードル超え展示」(『朝日新聞』2020年6月29日夕刊)という見出しとクオッカの写真が目に留まりました。私はクオッカの存在を初めて知りました。
記事のリード文には次のような文面があります。

「笑っているように見える愛嬌のある顔で『世界一幸福な動物』と呼ばれるカンガルー科の『クオッカ』4匹が7月1日から、埼玉県こども動物自然公園(東松山市)で公開される。絶滅が危惧される希少種の有袋類で、生息地のオーストラリア以外では世界で唯一の展示だ。園側の熱意と信頼を得るための戦略が入手に結び付いた。」
『朝日新聞』2020年6月29日夕刊より
クオッカの解説には次のような文面があります。
「豪州南西部の森林や湿地などに生息する体長39~54㌢、体重1.6~4.2㌔の有袋類。硬い木の実や枝を好んで食べるため、あごの筋肉が発達し、下ぶくれで口角が上がっているように見える。愛嬌のある顔がここ数年、SNSで拡散。約1万匹が生息するロットネス島は世界の観光客の人気訪問先になっている。」