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東京オリンピック・パラリンピック どう探る


 「五輪は来夏に それでも多難」(『朝日新聞』2020年4月27日朝刊)という記事が目に留まりました。その記事の中には次のような見出しがありました。


 「巨額の追加費用 都を圧迫」
 「延期決定から1か月 課題山積み」
 「数千億規模か 国・IOCは負担に後ろ向き」
 「景気浮揚策 1年延期で足並み」
 

 東京オリンピック・パラリンピックが1年延期されることにより、大きな問題がたくさんあることが分かります。

 紙面にある「東京大会の今後の日程」「延期に伴う東京大会の主な課題」をヒントにして、2021年に延期された東京オリンピック・パラリンピックはどうなるのか探っていきましょう。

東京大会の今後の日程
  2020年
  4月   大会組織委員会が運営計画を検討
  5月   運営計画に沿った工程表を策定
  夏まで  競技日程や会場の確定をめざす

 

  2021年
  春    聖火リレーがスタート?
  6月29日 五輪の選手選考期限
  7月23日 五輪開幕
  8月8日 五輪閉幕
    24日 パラリンピック開幕
  9月5日 パラリンピック閉幕

 

TOKYO 延期に伴う東京大会の主な課題
追加経費
 数千億円規模か。IOCの負担は不透明で、日本側の負担が増す可能性も
会場
 全43会場の再確保をめざすが、人気の会場は交渉が難航する可能性も
選手村
 開発した11社の企業連合と交渉中。マンションへの入居遅れは補償の可能性も
チケット
 購入者が希望すれば「有効」のまま。競技日程が変われば、販売のやり直しも
ボランティア
 10万人超を再び確保できるか
ホテル
 仮押さえ分にキャンセル料が生じる可能性。数万室規模を再び確保できるか
警備
 1万人以上を再び確保できるか。競技日程が変われば、警備計画の見直しも
組織委員会
 人件費増。現事務所の一部契約は9月まで。新たな物件を確保できるか。
選手選考
 卓球などは内定を維持。ピークをどう維持するか。他の選考は間に合うか
新型コロナウイルス
 終息の道筋が見えないままなら、いつ、次の判断をするか
 

「五輪は来夏に それでも多難」『朝日新聞』2020年4月27日朝刊より

​新聞の見出しから、疑問に思ったこと、驚いたことがあったら、それについて詳しく調べてみましょう。

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