2022年の第26回参議院議員選挙を追いかけよう
参議院は第二次世界大戦後、日本が民主化される過程で成立した国会の1つです。戦前に参議院はなく貴族院という選挙で選出されることがない議員で構成される国会の1つが存在していたのです。第1回の参議議員選挙は1947年4月20日に実施されました。選挙制度は地方区制150、全国区制150の定員で、上位半分は任期が6年、下位半分は任期が3年。下位半分は3年後に改選されました。1950年6月4日の第2回参議院議員選挙では地方区75名、全国区75名の定員での選挙が行われました。その後、3年ごとに半数が改選されるのです。1953年4月24日の第3回参議院議員選挙では1947年に上位で当選した議員が改選されました。参議院議員の任期は6年ですが、3年ごとに半数が改選されます。現在の参議院議員の定数は248人ですので、半数の124人が改選されることになります
なぜ半数の改選なのか、一つは衆議院には解散があり、場合によっては政権交代があります。参議院の継続性が必要とされるのです。もう一つは衆議院が解散され参議院と同じ日に選挙が実施されることがあります。参議院の定員すべてを改選すると選挙期間中国会議員が誰もいない事態になります。国会の空白が生まれてしまいます。緊急事態に対応できなくなる可能性があります。実際に、1980年6月22日と1986年7月6日には衆参同日選挙(W選挙)が実施されました。1980年6月22日は第36回衆議院選挙と第12回参議院選挙が、1986年7月6日は第38回衆議院選挙と第14回参議院選挙が同日に行われました。1980年の同日選挙では、当時の総理大臣大平正芳氏が選挙期間中に亡くなるという事態が起こりました。
3年ごとに半数が改選される参議院選挙を参議院通常選挙と呼ぶことがあります。これは、参議院の定員が欠けている場合に参議院補欠選挙が行われます。この選挙と区別して参議院通常選挙と呼ぶのです。
第26回参議院議員選挙から学ぶ
6月22日(水)に第26回参議院議員選挙の告示がありました。今回の参議院議員選挙から定数は3増えて248(選挙区148、比例代表100)です。半数が改選になりますから、今回の選挙では選挙区74、比例代表50の議席を争うことになります。しかし、神奈川選挙区の欠員1の選挙があるために選挙区は75になり選挙区、比例代表合わせて125人の選出になります。
2022年6月21日に主要9党(自由民主党、立憲民主党、公明党、日本維新の会、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、社会民主党、NHK党)による日本記者クラブ主催の党首討論会が東京都内で開かれました。

6月22日には第26回参議院議員選挙の公示が行われました。各党の党首が各地で第一声を上げました。

公示翌日の2022年6月23日の朝刊に、今回の参議院議員選挙の全立候 補者の名前が政党別に記載されていました。

3年前の第25回参議院議員選挙からできた比例区選出の特定枠を今回主要9政党で使うのは、自由民主党が二人、れいわ新選組が一人です。
2022年6月23日の朝刊社会面には、各地のいろいろな方の意見を紹介していました。